magenda’s blog

2022年、予備試験に合格します。

計画再考:育てにくい子…⁈

イチコの発達障害を疑う事件が立て続けに起きて、

ここ1ヶ月間、勉強どころではなくなってしまった。

 

イチコは今月になって、靴下に始まり衣類全般に

「なんかもしゃもしゃする~!!!」、と言って、

靴下も下着もイヤ、着ないのもイヤ、こうなるともう癇癪玉炸裂。

泣きわめくイチコ、つられてなぜか泣き出すニコ。

二人の大音量の涙の合唱に、かあさんも泣きたい気分に。。。

 

ほんと困り果てたのは衣類のもしゃもしゃが始まると

服も着ないどころか、椅子に座っても服があたって(そりゃあたるわ!)

もしゃもしゃするらしく、椅子にも座れない、立って食べるのはお行儀

が悪いから嫌、と言って大泣きする始末。

すべてが止まってしまって、時間になっても出かけられない毎日が続いた。

 

夜は夜でいつまでも寝ないから、かあさん怒り爆発。

一生懸命早寝早起きさせるようにあれこれ段取り考えて

やっているだけに、なおさら爆発してしまいました。

 

ある夜、23時過ぎてもベッドの上でいつまでもピョンピョン飛び跳ねて

一向に寝る気配のないイチコに、「なんで早く寝ないのよーッ、

毎日毎日毎日毎日!9時に寝て7時に起きるって約束、どうなってんのよ!!

一度も守ったことないじゃないの!!どうしてよーッ!!!!」って

イチコの上に覆いかぶさって、感情的に怒ってしまった。

イチコはただただ怯えただけで、かあさんがなんで怒っているかは

ほぼ伝わっていなかったことに愕然とした。

可愛そうなことをしてしまったと反省することしきり。。。

こんなの私っぽくない、私自身が感情的に兄弟を叱る母を見て育ったから

自分が感情的にわが子に怒ってしまったこと、絶対にしたくなかったこと

だったから、余計に自己嫌悪に陥った。

 

今振り返ると、育児ノイローゼっぽかったかも。

夫も母も部分的にはやってくれるんだけど、

それはそれでありがとうなんだけど、

そうは言っても私に集中してるのよね、

家事育児が。

 

子供のつめきりに始まり、

歯磨き寝かしつけ、衣類の整理購入、

ごはんのこと、園とのやりとりや送迎、

今後の預け先や進路、週末の予定、

習い事のこと、洗濯掃除買い物等々。

 

しかも夫は癇癪玉を起こす娘を

なだめたりすかしたりしない。

結婚する前は幼い子にそんな態度(対応)するなんて想像もつかなかったけど、

大声で「嫌ならやらなくていい!食べなくていい!着なくていい!

お外に出すぞ!」みたいな対応するから、結局私が、夫に怒鳴られた娘を

なだめたりすかしたり抱きしめたり涙を拭いてあげたり、

フォローしなくちゃいけなくなる。

ああそういえば、言うこと聞かないで大声で泣き続けるイチコに対して

叩くフリをして手を高く上げたりしたときもあった。びっくりして、

そういうのはやめて、って私が抗議したっけ。。。

別のときには私自身が娘を叱ったり、感情的に怒りすぎて反省→

自己嫌悪に陥ったり、なす術なく泣きそうになったり・・・・。

 

でも一番不憫なのは、自分でもどうしようもないこと(感触過敏や環境)

に苦しんでいるイチコかもしれない。

 

 癇癪玉が爆発したら、イチコはもう声が枯れるまで泣き叫び続けるのだ。

いったいいつのまにこんなことが起きるようになったのだろう。

私の子育て。行き詰まり・・・。夫はちんぷんかんぷんだし。

 

子育てや家事のいろいろが

私に集中するのはしょうがないけどさ、しょうがないけど、、、

私はスーパーウーマンじゃない!!!

限界ってもんがあるのよ。

 

当初、イチコが「服がもしゃもしゃするー!!」、と訴えるのは、他に何か

理由があるのだろうと勝手に想像していた。

試験が近づいてきて勉強に追われる私と過ごす時間がここのところグッと

減ってきたから、一時的にママ!ママ!になっているのかも、とか。

だから、もしゃもしゃっていうのはイチコなりの(他の欲求不満に対する)

言い回しなんだろうと思って、「服ってみんなそういうもんなの!

もしゃもしゃしない服なんてないよ、我慢しなさい!」みたいな対応を

していたけど、毎朝毎晩「もしゃもしゃ」爆発が起こり、その感覚が

ものすごく嫌で困っている様子に見えたので、だんだん「この子は他の人

と感覚が違うのかもしれない」と思うようになった。

 

そうすると、「この子は苦しんでいるのだ、なのに私はどうしたら

いいかわからない。苦しみを和らげてあげられない(どころか

叱ってしまっていた・・・)。」と考えるにいたり、区の相談窓口

を探して電話をかけたり、ネットで同じような悩みや解決法を調べ

たり、本を読んだり。。。

 

で、たどり着いたのが、高機能発達障害の疑い。グレーゾーンだと

思うのだけど、そういう名称はさておき、どうしたらいいか助言が

ほしい、と思った。イチコの苦しみを和らげる方法や言葉がけ、

どういう対応をしてはいけない(悪化する)のか、など。

こちらはまさに毎日が戦場、待ったなし!なのだ。

(いったん癇癪玉が炸裂すると手がつけられない。。。)

 

触覚過敏かどうか(一時的なものか、他の外的ストレスが原因かなど)

専門家によるアセスメントには時間がかかるらしく、あと2~3回

発達支援が必要な児童への療育を行っている専門家集団のところに

通わなくてはいけない。

 

私自身は、いろいろ調べたり聞いたりしたおかげで、世の中には

一定の割合で触覚過敏の子供がいるという知識を得たおかげで、

今はイチコにひたすら寄り添って、決して非難をせず、時間もかかる

のはしょうがないとあきらめて、勉強よりもわが子優先(神託された

子だから)と気持ちを切り替えたら、楽になった。

 

何よりも、療育を行うセラピストに話を親身に聞いてもらえたことが

私の心理的負担(育児ノイローゼ)をだいぶ楽にしてくれたと思う。

その際、「育てにくい子にはわけがある」という本を薦めてもらい、

触覚過敏のこと、その対応方法などについて知った。

 

そういえば、イチコは未だにシャンプーも嫌がる。

スイミングは大丈夫なのに、シャワーで水が頭にかかるのを異様に

嫌がる。目に水が入った~っていって大泣き。シャンプーが目に

入ろうものならば虐待かってほど泣き叫ぶ。

毎回毎回もういい加減にしてよ~って、こっちがへとへとだわよ、

ってなる。

だから3回に2回は「湯シャン」。

そもそも毎日はお風呂に入らないんだけどね。

 

そのほかは日常生活に支障ってほどではないけど、個性という意味では

・同じ服を着たがる(お気に入りの服は季節にかかわらず着る)

タートルネックは絶対着ない。

・なかなか気持ちが切り替えられない。(やめて、といってもなかなかやめない)

・きっちりするのが好き、きっちりすることへのこだわりが強い。

(たとえば折り紙や衣類のたたみ方(畳んだときに四角くならないと気が済まないし、シワは許せない))→自分でできないと癇癪を起こすけど、手伝うと怒る。

 

ここ1ヶ月間、「育てにくい子」について、いろいろ考えた。

司法試験も2020絶対合格は残念だけどかなり厳しいことは覚悟した。

でも受ける!!合格に向けてできることをできる範囲でやる。

短答は絶対クリアする!そうしないと、次に進めないと思うから。

 

いや実はもう受けるか受けないかって泣きそうになっていたときに、

イチコに励まされたんだよね・・・びっくりしたわ。

「ママ、試験がんばって。あきらめないで!」って。

なんだろう、しまじろうのテレビの影響かしら????

でも、かあさん、頑張るわ!!!

って単純に、がんばろうと思いました。

司法試験の次に、行政書士、予備試験を見据えながら、

絶対絶対弁護士になるよッ!!!

だって目標があるから。

児童虐待ゼロ社会を実現する、という目標。

慎重に判断すべき親権停止や親権喪失にも関わるには、

法制度の趣旨や立法過程にも通じた法律のプロとしての

弁護士の視点も必要だと思うから。プロボノとしてだけ

でもいいから、子どもに対する犯罪に関する司法の現場

を変えたい。

 

ところで、そもそもだけど、コロナ拡大防止をうたっている国が

司法試験をこのまま実施するのか疑問。実施するんだろうなと

思って勉強するしかないが。