magenda’s blog

2022年、予備試験に合格します。

ステロイド剤(塗り薬)で悩む。。。

ステロイド剤についての情報や評価はネットにたくさん溢れている。

一つくらい、これだ!と思える情報に出会ってもよさそうなのに、

どれもこれもピンとこない。一般的な情報じゃなくて、「この子」

の「この症状」が改善する治療方針を知りたい。ステロイドを塗る

べきか否か。親はどうやって判断すればいいのだろう。どうやって

情報を得ることができるんだろうか。医師の治療方針を判断しなけ

れば、取捨選択しなければならないとしたら。。。

 

情報はたくさんある(ようにみえる)けど、求める情報がないので

仕方なく探し続ける。先が見えない不安を抱えながら。そんなわけ

で、私はさながら「さまよえるステロイド情報難民」となった。

 

 以下は、ステロイドを使ったコドモの皮膚炎の治療について、

1年以上も振り回された話。(バカな親でした。。。)

 

生後2ヶ月のときに全身に発疹が現れ、特に顔は真っ赤にただれて

ジュクジュク、まぶたが腫れて、顔がすっかり変わってしまった。

乳児性湿疹だと思って、適当に保湿剤を塗って様子をみていたら、

みるみる間に悪化。コドモの病状はものすごく早く変わることを

まざまざと見せられた。一晩でジュクジュクまで進み、翌朝には

あわてて小児科へ。そこで、脂漏性湿疹と診断された。

短期決戦で強めのステロイド剤を塗り、いったんよくなったものの

完治はしなかったので、弱めではあるものの、ステロイド剤を毎日

顔に体に塗り続けることに。

しばらくすると、体はきれいに落ち着いた(ようにみえた)が、

塗らなかったら再び赤い部分が出現したので、やめるわけにはいかず。

顔は片側だけ湿疹が治らず、時には耳の下が切れてジュクジュクに。

アトピー性皮膚炎の症状だった。

小児科医からは、下から2ランク目の「ロコイド」を一日何度も頻繁に

厚塗りするよう指示された。コドモは涙や汗や手で触ったりして、

すぐ取れてしまうから、とのことだった。臨床治療に基づいた正確な

情報なのだろうけど、きっとすべてのコドモに正解というわけではない

に違いない、と今ならそう思う。が、そのときは全然そうは思わず。。。

 

「塗れば必ず治るから、ステロイド剤を怖がらないで、

副作用が出るのは飲む薬の方、長期間塗らなければ塗り薬は大丈夫!」

 

というのが最近の「医学的な根拠に基づいた正しい認識」の主流のよう。

どんなに忙しそうなときも丁寧にしっかりと説明してくれる小児科医

だったので、なんだか「その人」に対する安心感で、ステロイド

せっせとまじめに塗ってしまった。「その人」ではなく「その治療方針」

をしっかり吟味すべきで、そこが親としてバカだったと深く反省する。

 

ステロイド剤を積極的に塗る治療方針の下、症状に合わせて2~4週間毎に

その小児科医に通い続けて1年ほど経ったある日、(完治どころか少し酷く

なってきたところ)なかなかよい状態まで持っていけないので、少し遠い

けど、小児皮膚科専門の別のお医者さんを紹介すると言われた。

 

紹介状を持って、電車とバスを乗り継いで、紹介先のクリニックへ。

紹介状には「難治性皮膚炎」という診断名が書かれていた。

 

その小児専門皮膚科医は、顔の湿疹はステロイドの長期使用による

副作用だと言い、徐々にステロイド剤をやめる「脱ステロイド」の

治療方針だった。今までの治療方針とは真逆!180度の方針転換。

 

それから1ヶ月。

「脱ステロイド」には時間がかかるといわれたけれども、

治療期間の目処もさっぱりわからず、症状も変わらない。

 

いつのまにか、心の負担が埃のように溜まり、積みあがって、

非常に大きく、重たくなっていたことに気がついた。

気がついたとたん、とても悲しい気分に。。。。。

 

塗っていた期間以上に時間がかかる脱ステロイド

ひたすらよくなるよう祈る思いで、1年間(超)もせっせと

まじめに言われた通り、頻繁に厚塗りしていたそのこと自体が

「副作用」を引き起こした?!そんなバカな!!!!

 

 

半年経っても治らないような治療方針を続けていてはダメだ!、

と私がもっと早く気がついていれば、もっと早く小児専門皮膚科医

に相談することができたかもしれない(小児専門皮膚科医が存在する

ことを知るところからだったけど)。そうすれば、0歳児の乳児に

ステロイド剤を塗る場合の量や期間をもっと正確に、もっと慎重に

判断してもらえただろうし、

もっと真剣に、私がわが子の治療に向き合っていれば、今頃

湿疹とは無縁の、コドモ特有のツルツルのお肌で過ごせていた

かもしれない、と思うとなんともやり切れない。

 

0歳の乳幼児に1年以上もステロイド剤を(それもたっぷり)

塗り続けるなんて、おかしいと思わなければいけなかった。

 

命にかかわることではなかったから、私の向き合い方・真剣さが

足りなかったように思う。

 

いつになく後ろ向きで、

一つ一つのことが頭から離れず、、、

一日の疲れがなかなか解消できず、熟睡した感じもない。

 

今まで整体・鍼灸・マッサージ・筋トレなどを

経験してきたけど、一時的な癒しになっただけで、

健康になるかという意味ではどれもイマイチ。

 

究極の健康(状態)は、寝たら治る!ということ。

正確には、寝たら治る!カラダを維持する、ということ。

 

カラダは睡眠と食べ物からできているので、そのためには

シンプルに、早寝早起き、食事はバランスよく、起床後&

就寝前の3分間ストレッチを欠かさずやる。それしかない!

 

とりあえず第一関門は「寝かしつけ」かな。。。