備忘録:働く姿勢について。
昨日は朝からニコの病院へ。
1年以上も治療を継続しているがなかなかよくならず。
幸い、生死に関わる病気ではないけれど、一進一退を
繰り返し、完治しないので通院し続けるしかない。
今までのお医者さんは4人。自分の意思で積極的に
お医者さんを選んで変えたわけではない。
治らないので、しばらく経つと、紹介状を書く
から他のお医者さんを紹介する、と言われた。
そして辿り着いたのが、都内で有名なこども専門病院。
昨日、5人目のお医者さんに診てもらうことになった。
来月にはさっそく1泊入院する。
どのお医者さんも一生懸命治療してくれたと思う。
感謝している。だけど、5人目のお医者さんは言ってくれた。
「わからない。考えて見ますね。」
これまでの治療方針を聞いたうえで、その薬でそのやり方で
完治した時期が一度もないというのは不可解だと。
臨床研究を行っている病院のお医者さんだから、
じっくり考えるという発想が生まれるのだろうか。
無理につじつまを合わせて説明をしようとせずに、
身近で世話をしてきた私が感じていた素朴な疑問を
肯定してくれたこと、考えるといってくれたこと。
それはつまり、
わからないことを共有し、一緒に答えを探そうという姿勢。
そしてその人は第一線で現場に立つプロ集団の一人。
なんだか涙が出そうになるくらい、嬉しかった。
寄り添う、ってこういうことなんだなと実感した。
専門家として人の力になる、そういう働き方がしたくて法曹を目指した。
「人の力になる」にはさまざまな形・やり方があるけど、私は、2022年
1月から(!)、「しっかりと経緯を聞いて理解し、相談者に寄り添って、
必ず結果を出す」、という姿勢で働き始めます。
以上