magenda’s blog

2022年、予備試験に合格します。

備忘録:働く姿勢について。

昨日は朝からニコの病院へ。

1年以上も治療を継続しているがなかなかよくならず。

幸い、生死に関わる病気ではないけれど、一進一退を

繰り返し、完治しないので通院し続けるしかない。

 

今までのお医者さんは4人。自分の意思で積極的に

お医者さんを選んで変えたわけではない。

治らないので、しばらく経つと、紹介状を書く

から他のお医者さんを紹介する、と言われた。

そして辿り着いたのが、都内で有名なこども専門病院。

昨日、5人目のお医者さんに診てもらうことになった。

来月にはさっそく1泊入院する。

 

どのお医者さんも一生懸命治療してくれたと思う。

感謝している。だけど、5人目のお医者さんは言ってくれた。

「わからない。考えて見ますね。」

これまでの治療方針を聞いたうえで、その薬でそのやり方で

完治した時期が一度もないというのは不可解だと。

 

臨床研究を行っている病院のお医者さんだから、

じっくり考えるという発想が生まれるのだろうか。

 

 

無理につじつまを合わせて説明をしようとせずに、

身近で世話をしてきた私が感じていた素朴な疑問を

肯定してくれたこと、考えるといってくれたこと。

それはつまり、

わからないことを共有し、一緒に答えを探そうという姿勢。

そしてその人は第一線で現場に立つプロ集団の一人。

なんだか涙が出そうになるくらい、嬉しかった。

寄り添う、ってこういうことなんだなと実感した。

 

専門家として人の力になる、そういう働き方がしたくて法曹を目指した。

「人の力になる」にはさまざまな形・やり方があるけど、私は、2022年

1月から(!)、「しっかりと経緯を聞いて理解し、相談者に寄り添って、

必ず結果を出す」、という姿勢で働き始めます。

 

以上